人の学びは70%までが経験から得られるといわれている。
組織行動学者のデービット・コルブ教授は、人は経験から学ぶ課程を4つのステップで表している。
実践(やってみる)
経験(データ収集)
反省(分析)
理論化(素人理論の修正)
経験から学ぶには、とにかくまずやってみることだ。
次に、やっていることをメモしたり、日記やブログに書くこと。
そうすれば、考えながら行動するようになる。
そして、反省。
自分の経験を振り返り、その行動の特性や結果を評価分析する。
最後は、反省した行動を理論化する。
こういう場合はこうしてみようと行動を反省するのだ。
そうすることで、どのように行動するのが最も適切かがわかってくる。
その結果を踏まえて、実践のステップに進むサイクルを繰り返すことで、独自のやり方が確立する。
要は、実践の段階でいかにうまく成功体験を積むか、がポイントになるというわけだ。
成功体験を重ねて勝ちグセがつけば、仕事に自信もついて、モチベーションアップにつながるのである。