日記をつけるメリットは、たくさんある。
日々の経験を振り返り、アウトプットすることで、
自己の成長や計画する力が身につく。
継続することで、自分に自信を持つことができる。
たくさんのメリットがわかっていても、なかなか続けられないもの。
でも、1日5分でできる「4行日記」がある。
「4行日記」とは、小林恵智氏が提唱する、自分のありたい姿を実現するためのたった4行の日記である。
1.事実
2.発見
3.教訓
4.宣言
この構成にしたがって書く。
1.事実
今日出会ったできごとを振り返り、
最も印象に残ったことを1つ選んで書き出す。
意見や感情を入れずに事実だけを書く。
この1行によく出てくるできごとは、自分にとって、
いつも注意や興味を向ける優先順位の高いものである。
2.発見
事実から得られた気づき、ひらめき、感想など、
自分が直感的に思ったことを書く。
自分がどのようなことを考え、
何を見つけようとしているのかを知ることができる。
ここで共通することが、自分の強みだといえる。
3.教訓
発見からどのようなことを学んだのかを書く。
自分に起こった事実から学んだことを
一般化、抽象化するとどう言えるのかを考える。
ここから自分の目標にすべきことが明確になる。
4.宣言
自分がありたい姿を宣言する。
自分がすでにそうなっている状態をイメージすることが大切。
ポジティブな肯定文で書く。
自分の目標、ありたい姿がさらに明確になり、
潜在意識の中に達成できている姿が描かれる。
日記は面倒くさいという人も、1日5分、と思えば取り組みやすい。
そうすれば、1年後、3年後、5年後の
自分自身の「ありたい姿」に近づくことができる。
ありたい姿を目指して、自分の行動を成長につなげたいなら、
4行日記をまず始めてみてはどうだろう。