楽にできる仕事だったり、楽に達成できる目標であったりすると、やる気が出ずにむしろ退屈だと感じてしまう。
一方で、全くイメージもできないほど高い目標だと、頑張ろうという気力が生まれない。
達成できなくて当たり前ということが習慣になってしまうと、成長は止まるし、組織の士気も下がってしまうだろう。
上司はそれぞれのメンバーの力量を把握して、適度に高い目標を設定することが大切である。
仕事のレベルアップを図らないと達成しにくい目標にするのだ。
アメリカの心理学者レヴィンは、
「やる気」を引き出すためには目標を設定することが大切、
その中でも、「目標の高さ」をどこに設定するのかが重要、
といっている。
少し高めにハードルを上げると、どうしたら良いかと考える。
今までに考えていなかった良いアイディアもひらめくはず。
高めの目標クリアしたときに、人は成長実感を持つことができるのである。
その結果を上司からきちんと評価されて承認されれば、なおさら効果が大きい。
このリズムを繰り返していけば、持続的に成長できる。
そうなるように、メンバーに対して、「少し高めの目標」を与えてあげてほしい。