さまざまな場面で、
「覚えなくてはならない」ことは、たくさんある。
自分に興味のあることは、簡単に覚えられる。
でも、勉強や仕事となると、なかなか頭に入らないし残らない。
ストーリー記憶法とは、何らかの情報を覚えるとき、
別の「何か」と関連づけることで、意味を持たせ、
ストーリーのようにして覚える記憶法である。
「ストーリー」とは、
記憶したい情報に何らかのエピソードをヒモづけることで、
一つの流れをつくる。
最も簡単なのは、もともとできあがっているストーリーに、
記憶したいものを関連付けていくという方法である。
例えば、朝起きてから、会社に出かけるまでには、
いろいろなイベントがある。
例えば、
次のような10個のイベントを決める。
①目を覚ます
②寝床から起きあがる
③トイレに行く
④顔を洗う
⑤服を着替える
⑥朝食を食べる
⑦新聞を読む
⑧かばんを持つ
⑨靴をはく
⑩玄関を出る
あとは、これらのイベントに覚えたい内容を関連付けていく。
慣れてくれば、イベントをもっと増やしていけばよい。
イベントを覚えたい情報と組み合わせて、一つの流れで覚えるのである。
覚えやすいイベントに五感を駆使してイメージ化することで、
効率よく記憶することができる。
勉強や仕事に、ぜひ活用していきたい。