時間通りに終わらず、
結論が出ずに、だらだらと続く会議がよくある。
時間内に何も決まらない…
アイデア、意見が出ない…
参加者が無関心…
こんな会議にならないようにする3つの方法をご紹介したい。
1.会議の目的を明確にする
会議には3つの種類がある。
(1)決める会議
(2)情報共有の会議
(3)創造の会議
その会議は、「なんのための会議か」を明確にする必要がある。
複数の参加者が多様な視点で話し合うことで、
得られるものがあってはじめて、会議をする意味がある。
2.時間配分と決め方を合意する
冒頭に、会議の議題を書き出して確認する。
次に発表者一人ひとりの持ち時間を決める。
持ち時間とは、報告と質疑を合わせた時間である。
結論が出る会議にするためには、
どのような決め方をするかが決める必要がある。
会議での決め方は、大きく分けると4つである。
(1)参加者の多数決
(2)責任者(上位者)の判断
(3)評価項目(価格・サービス・品質など)で評価
(4)議論で全員合意
会議の最初、遅くとも中盤までには、
「この会議はどのように決めるか」を確認する必要がある。
最初に、この会議で決めることと時間配分、決め方を認識することで、
会議のペース配分が効果的にできる。
3.発言しやすい雰囲気をつくる
会議の空気は、出だしで決まる。
発言しやすい雰囲気を作るためには、笑顔、傾聴が大切。
重い空気を作っている人がいても、
笑顔をつくり、出席者の話をうなずきながらしっかりと聴く。
{そうですね」「なるほど」と、あいづちを打つだけでも、
話し手の意見やアイデアを積極的に聞く姿勢を示すことができる。
そうすれば、ずいぶんと話しやすい雰囲気をつくれるはずだ。
また、会議の時間配分や決定事項の板書を引き受けるなど、
立って書くだけでも、うまく会議を引っ張ることができる。
ちょっとした工夫で、劇的に会議を変えることができる。
効果的に会議を仕切ることができるはずだ。