効率よく仕事をするためのフレームワークがPDCAである。
PDCAサイクルを回すことを求められ、
それを意識して、仕事に取り組んでいる人は多い。
でも、なかなか上手く回せず、途中で挫折することも多い。
PDCAサイクルをうまく回すためには、
最初のP(Plan)、つまり計画が大切である。
いかに計画がしっかりしているか、でその後のスピードが決まる。
計画(Plan)を立てる上で、意識しておくポイントは3つある。
1.具体的な数値目標を設定する
計画を立てるために、まず必要なことは目標を定めることである。
その目標は、具体的な数字で表さなければならない。
目標を数値で設定しておけば、
検証(Check)の段階で、目標に対する達成度が一目でわかる。
誰が検証しても、明確な達成度が分かることで、
正しく早くPDCAサイクルを回すことができる。
2.現状分析をする
目標設定の次にやるべきことは、
目標と現状がどれほど乖離しているのかを把握することである。
設定した目標と照らし合わせて、綿密に現状分析をする。
3.現状と目標の差異を細分化する
目標設定と現状分析ができたら、その差異を細かく分ける。
そして、その一つひとつを埋めるための計画を考える。
PDCAサイクルは、早く回すことが肝心である。
目標設定して実行…
それをチェック…
目標達成できていなければ改善策…
新たな目標と計画作成…
これを細かく繰り返すことで、最初に立てた目標が達成できる。
目標を細かく分けて、それぞれを埋めるための計画を考えることが、
非常に大切である。
PDCAにおいて挫折しやすいのは、
検証(Check)とその後の改善(Action)である。
目標の達成度が具体的な数字で示せれば、改善策も立てやすくなる。
PDCAをうまく回すためには、
いかに具体的な目標と計画を立てられるかにかかっている。
目標と計画をしっかり立てることができれば、
挫折せずにPDCAサイクルを回すことができるはずだ。