これが当たり前…
こんなものだろう…
というのは、自分の常識や思い込みにすぎない。
そんな思い込みを突破するために有効なのが、「限界突破思考」である。
限界突破とは、
とことんまで自分を追いつめ、持てる能力の限界までがんばる、
ということだけではない。
実は、自分の「限界」は、身近にたくさん転がっている。
あなたが常識だと思っていること…
こんなもんでいいだろう…
と、自分であきらめているのが、「限界」なのである。
あなたが新入社員の時、
3年先輩が、たくさんの案件を持ち、周囲に的確な指示をしている。
バリバリと仕事をこなしていく姿を見て、
自分には、とてもあんなふうにはできないな…
と思う。
でも3年経つと、自分もいつの間にか、
同じようにできるようになっているはずだ。
限界は、自分で設定しているのである。
こんな自分の行動を変えるきっかけとなるために、
「週に1日、何にでもYesという日をつくる」
という方法がある。
いつの避けていた会議の司会を「やります」とかって出る…
苦手な先輩との飲み会に、「行きます」という…
「Yes」と言ってから、
どうやってうまくできるか、楽しくするかを考えればよい。
これまで避けてきたことをうまくやるために、あれこれ考える。
自分の好みや枠から外れた行動をとってみることで、
それだけで、世界が大きく広がっていく。
今まで避けていたことができるようになれば、
自分では、考えてもみなかった一歩を踏み出すことができる。
それを達成したときの喜びやプロセスが、
仕事や人生において、限界をはねのけるのに役立つはずだ。