自分に自信をつけるためには、まず行動するしかない。
いきなり高い目標にチャレンジするのではなく、手をつけられることからやってみる。
そして行動することをだんだん増やしていく。
自分は自信がない、と考えるのは、他人と比較して能力が劣っているわけではない。
単に自分をきちんと評価できていないだけなのである。
すなわち、自分のやったこと、成功体験を自分が認めていないということだ。
思い切って行動した結果、失敗してしまうことは誰にでもある。
失敗した後、どのように行動するかが、「自信のある人」と「自信のない人」の違いである。
「自分に自信を持つ方法」の著者で、コーチのブレンドン・バーチャードは言う。
何か行動を起こして失敗しても、そんなことは道で転んだのと同じこと。
周りを見回して、ちょっと決まりの悪い思いをして、
立ち上がって歩き始めるしかないのだ。
「自信のある人」は、具体的な行動をたくさんしている。
行動が多ければ、成功体験の数も多くなる。
成功体験が多ければ、自信がつく。
失敗経験も多いが、倒れても立ち上がって歩く経験を積み重ねることで、
失敗に対する恐れも少なくなる。
「自信がない人」は、行動が少ないため、一つひとつの成功失敗にこだわる。
そして失敗を自信喪失につなげてしまう。
だから、ますます失敗を避ける気持ちが強くなり、行動を起こさなくなる。
さらに自信をなくしていく。
自信をつける方法はとにかく行動すること。
自分にできることからでいい。
とにかく今より行動を増やそう。
そうすれば、「自信のある人」になることができる。
人材コンサルタント青木仁志さんが、「一生折れない自信の作り方」で、
「自己イメージを高める20アイデア」を紹介している。
1.外見を整える。よい物を持つ。
2.身体を清潔にする。
3.笑顔と賞賛を贈る人になる。肯定的なフィードバックの達人になる。
4.いつも周り人に心配りをし、感謝の気持ちを忘れない。
5.つきあう相手を慎重に選ぶ。
6.自分の長所を書きだしたカードをつくる。
7.過去に成し遂げたことを書きこんだ成長リストをつくる。
8.悪い影響を与える映画や本を避ける。
9.失敗を乗り越えて、成功した人の体験談を聞いたり、その人の自伝を読んだりする。
10.良い仲間とともに、「ありがとう」と言ってもらえる活動をする。
11.アイコンタクトを大切にする。
12.自分に正直に生きる。
13.毎日、アファメーションを実践する。
14.仕事に対して大義名分のパワーを持って取り組む。
15.身の回りの整理整頓を徹底する。
16.毎日、小さな成功を積み重ねる。
17.自分との約束を守る。
18.成功者とつきあう。
19.セミナーに参加する。
20.人生の意味、目的からはずれない。
※『一生折れない自身の作り方』青木仁志著より
これを続けたら自信が持てそうだ、
と思うことは、まず行動に移してみよう。