自分のデスクが散らかりすぎて、どこから整理すればよいかわからない、
ということは無いだろうか。
整理とは、「必要なものと不要なものを分けて、不要なものを処分すること」である。
しかし、不要なものを処分することがなかなかできない。
自動車メーカーのトヨタでは、現場を整理整頓する際、「赤札作戦」を展開している。
現場にあるすべてのモノを以下の3つに分類するのだ。
1.使うもの
2.使わないもの(いつかは使うかもしれない)
3.使えないもの
「使わないもの」「使えないもの」には、赤札を張っていく。
「使わないもの」は保存するか、捨てるかを検討し、「使えないもの」は廃棄する。
赤札を張ることで、隠れているモノに気付くきっかけにもなる。
自分のデスクの整理にも、この「赤札作戦」をぜひ使ってみてはどうだろうか。
デスク周りのすべてのモノを以下の3つに分類する。
「いま使うもの」
「いつか使うかもしれないもの」
「使えないもの」
まず。「使えないもの」は、壊れているもの、古いものである。
これはすぐに捨てる。
次に、「いつか使うかもしれないもの」は、保存するか、捨てるかを検討する。
捨てるべきかどうか迷ってしまう場合は、「〇月〇日処分」と書いたラベルを貼る。
その期日になったら、再度判断をする。
赤札作戦で、「使えないもの」を捨てたら、残ったモノの配置を考える。
デスク周りのモノの配置は、「動作経済の原則」にしたがって配置しよう。
動作経済の原則とは、ある作業からムダ、ムリ、ムラを取り除き、
最も経済的な動作へと改善を行うための4つの原則。
手を伸ばす、振り向く、しゃがむことが必要な配置は、動作が増え、時間のロスが大きくなる。
よく使う書類や文房具は、手の届く範囲に置く。
動作を減らして、無理なく、疲れず、素早く取り出せるようにモノの配置を考えよう。