業務をコントロールして時間を生み出す
コントロールすべきは「時間」ではなく「仕事」という概念を理解し、問題点を把握した上で、業務をコントロールして時間をつくりだす方法を学びます。また、想定外の仕事への対応力を強化するためのスキルを学び、現場ですぐに実践できるように指導します。
研修対象 | 管理者、リーダー、中堅、若手 |
日数 | 1日(6時間)/2日コースあり |
人数 | 4名~ |
プログラム
1.タイムマネジメントとは
- なぜいつも忙しいのでしょうか
- タイムマネジネントの重要性
【演習】あなたの仕事のスタイルは?
2.スケジューリング
- スケジューリングの2条件
【演習】スケジューリングの失敗(個人→グループワーク) - ToDoリストの作成
①やるべきことを書き出す
②優先順位をつける
③所要時間を知る
④小さなタスクに分ける
⑤他人に任せることを決める
【演習】自分の仕事の分析①(個人→グループワーク) - デイリープランニング
①アポイントメント
②割り込み仕事に備える
③タスクの実行日を決める
④タスクを割り付ける
⑤1日を振り返る
【演習】自分の仕事の分析②(個人→グループワーク) - マンスリープランニング
①重要な案件を記入する
②開始と完了を強調する
③締め切りを記入する
④目標やテーマを書く
⑤目標達成度合いを確認する
【演習】自分の仕事の分析③(個人→GW)
3.より少ない時間でやる
- 考える仕事は早い時間帯にする
- 仕事をコマ割りにする
- 自分の時間を防衛する
- 返事しやすいメールを送る
- テンプレートをつくる
【演習】脳のはたらき方は?(個人→グループワーク)
4.ムダな時間を減らす
- 過剰品質を避ける
①ニーズの確認
②必要性・重要性評価
③目的の連鎖
【演習】プレゼン資料の作成依頼
【演習】あいまい語になっていないか?
【演習】仕事の目的は何ですか?(個人→GW) - 生産性の高い会議をする
- 事前の段取りをする
- 整理整頓上手になる
- 仕事のムダを省く~ECRS
【演習】仕事の進め方を指示する(個人→GW)
5.まとめ
ねらい
タイムマネジメントとは、自分の時間を主体的に計画し、それを確実に実行することによって「時間価値」を高めていくセルフマネジメントです。
タイムマネジネントができないのは、仕事の中で時間の使い方のどこに問題点があるか把握していないからです。時間は誰もが1日24時間しか与えられていません。その中で、行動管理をする必要があります。
この研修では、コントロールすべきは「時間」ではなく「仕事」という概念を理解し、問題点を把握した上で、業務をコントロールして時間をつくりだす方法を学びます。
また、想定外の仕事への対応力を強化するためのスキルを学び、現場ですぐに実践できるように指導します。
期待する成果
- 日常での自分の時間の使い方を分析することで、どこに問題があるかを把握できます。
- 時間価値を高めるための基本的なアプローチのやり方がわかります。
- 仕事の段取りや優先順位づけにより、効率的なスケジュール管理ができるようになります。
- 突発的な仕事が入ってきた場合に備えて、予備時間の捻出の仕方や、その仕事の引き受け方を習得します。
特徴
- 演習を通じて、自分の仕事を細かく分解し、問題点を把握できます。
- 研修を受けたその日からすぐに使える実践スキルを習得できます。