管理者から部門経営者への意識改革
自部門を取り巻く環境の変化と自らに求められる役割を認識したうえで、「組織・業務・カネ・人」のマネジメントスキルを身につけることを目指します。視野を拡大し、自らが次世代に向けて組織をけん引するという意識とそれを具体的な行動に転換できるようにします。
研修対象 | 上級管理者(部長・次長) |
日数 | 1日(6時間)/2日・3日コースあり ※フォローアップ研修あり |
人数 | 4名~ |
プログラム
1.時代の構造的変化を理解する
- 時代はどのように変化してきたか
【演習】時代の変化にどう対応するか(グループ討議)
2.部門経営者として果たすべき責任・役割
- 部長に求められる役割
- 部長としての真価が問われる活動
【演習】部長に求められる役割(課長との違い)
3.業務のマネジメント
- ビジョンや戦略に基づく部門目標の設定
- 業務プロセスの設計
- 経営資源配分
【演習】自部門の目標設定
4.人材マネジメント
- 人材の管理~課長の育成
- 働きやすい職場づくり
【演習】指導者の育成のためになすべきこと
5.リスクマネジメント
- コンプライアンス意識の醸成
- 予想されるリスクの洗い出し
- 事故発生時の備え
【演習】リスク相関図の作成とリスク対策
6.労務管理の基本
- 会社業績を左右する労務管理
- 労務管理に関するトピックス
- 自部門の残業管理
7.まとめと決意表明、行動指針作成
【フォローアップ研修】
1.振り返り
- 行動指針に基づく振り返り
2.変革のリーダーシップ
- 変革をやり切るリーダーシップ
- 人と組織を惹きつける人間力とは
【演習】ケーススタディ
ねらい
部長職とは、課長職の延長線上ではなく、部門の最終的な意思決定者および責任者、すなわち「部門の経営者」です。
すなわち、部門経営者として、人・モノ・金の経営資源をうまく使い、組織の業績達成と中長期的な戦略を推進することが求められているのです。
この研修では、自部門を取り巻く環境の変化と自らに求められる役割を認識したうえで、「組織・業務・カネ・人」のマネジメントスキルを身につけることを目指します。
視野を拡大し、自らが次世代に向けて組織をけん引するという意識とそれを具体的な行動に転換できるようになっていただくことを狙いとしています。
期待する成果
- 部門目標を設定し、メンバーに共有して牽引する手法を身につけます。
- 組織として最大成果を出すための業務マネジメント、意思決定スキルを習得します。
- 予算統制の手法と予算達成に向けた業務改善を推進できるようになります。
- 人員育成、職場づくり、労務管理のスキルを身につけることができます。
特徴
- 実践的な演習を多く盛り込み、研修内容を現場ですぐに応用できます。