決算書から読み取るスキルを学ぶ
会計の基礎知識や貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書など、会社の数字に関する基礎的な見方と企業を分析するためのチェックポイントを理解します。同時に、財務の収益性、生産性、安全性、成長性、などの視点からの経営状況を分析する方法を習得します。
研修対象 | リーダー、中堅、若手 |
日数 | 1日(6時間)/2日コースあり |
人数 | 4名~ |
研修プログラム例
研修プログラムは、ご要望に合わせて自由にカスタマイズが可能です。
1.利益が生まれるしくみ
- 仕事の流れと利益が生まれるしくみ
2.売上・費用・利益
- 売上、費用、利益とは何か
【演習】売上、費用、利益の理解 - 固定費、変動費と損益分岐点
【演習】どうすればもうかるか
3.決算書とは何か
- 決算処理と決算書
- 財務3表の意味
4.決算書の読み方
- 貸借対照表を読むポイント
【演習】貸借対照書のチェックポイント - 損益計算書を読をポイント
【演習】損益計算書のチェックポイント - キャッシュフロー計算書
【演習】キャッシュフロー計算書を見るポイント
5.経営分析の基本
- 収益性分析
-ROA
-ROE
-EBITDA
-ROIC、等 - 生産性分析
-一人当り売上高
-一人当り営業利益、等 - 安全性分析
-自己資本比率、流動比率、等 - 成長性分析
-売上高伸び率、総資産増加率、等 - 効率性分析
-総資産回転率、売上債権回転率
【演習】ケーススタディ:財務データを読む
6.まとめ
- 研修の振り返り
ねらい
会社が利益をあげ続けるためには、社員一人ひとりが会社の数字を理解して行動する必要があります。
また、取引先の与信管理をおこなう担当者や若手、中堅社員が利益やコストに対する意識を高めるために財務三表の基礎知識を修得することは有効です。
この研修では、会計の基礎知識や貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書の基本的な見方と企業を分析するためのチェックポイントを理解します。
同時に、財務の収益性、生産性、安全性、成長性、などの視点からの経営状況を分析する方法を習得します。
期待する成果
- 会社の活動状況を表わす決算書の基本的な構造を理解し、実態を数字から見る目を養うことができます。
- 経営分析により、自社、取引先会社、ライバル会社、仕入先会社の成長性、収益性、安定性、資金繰りなどの会社の実力を把握するスキルが身につきます。
- 決算書から有用な情報を引き出し、その情報を元にどのような行動を取るべきなのかを知ることができます。
特徴
- 財務三表とその関係性をわかりやすく解説します。
- 具体的な事例に基づいて、指標インデックスによる経営分析を行い、モデル会社の経営実態を明らかにします。
- グループ討議により、モデル企業をさまざまな角度から経営分析し、会社の実態に対応したアクションを検討します。