生き残るために必要なBCMの基本を学ぶ
事業継続の危機的状況のなかで、企業が生き残るために必要な「事業継続計画(BCP)」作成方法の基本と本質、「事業継続マネジメン(BCM)」の手法を理解し、実践できるようになります。
研修対象 | 管理者、BCP作成担当者 |
日数 | 1日(6時間)/2日コースあり |
人数 | 4名~ |
プログラム
1.事業継続(BC)とは
- 事業継続を脅かすリスク
- 事業継続(BC)とは
【演習】ケーススタディ
2.事業継続計画(BCP)と事業継続マネジメント(BCM)
- BCP:事業継続の行動計画
- BCM:事業継続のPDCA
3.BCP作成プロセス
- 基本方針策定:目的、適用範囲、基本方針など
- 推進体制構築
- 重要製品・業務の選定
- 目標復旧時間(RTO)の設定
- リスクの洗い出しと評価
【演習】ケーススタディ
4.BCM実践
- 事業継続のPDCAを継続的に回す
【演習】ケーススタディ
5.まとめ
ねらい
大規模な地震・津波などの自然災害、新型インフルエンザ、テロ攻撃といった想定外の緊急事態が起こったとき、事業継続が困難になる場合があります。
単なる防災計画だけでは、サプライチェーン破綻や風聞といったリスクへの対応には限界があります。企業活動を継続するためには、日頃からどのような準備をしておくべきか、を考えておく必要があります。
想定されるリスクを優先順位付けして、発生したときにどうするかを考えるリスクマネジメント(危機管理)と異なり、「事業継続計画(BCP)」は、まず優先的に考えるべき重要な業務を「ビジネス影響度分析」によって決めた上で、業務再開の「目標復旧時間」を決めて被害を想定します。
この研修では、「事業継続計画(BCP)」作成方法の基本と本質、「事業継続マネジメント(BCM)」手法を理解し、実践できるようになることを目指します。
期待する成果
- 事業継続の危機的状況への対応として、「BCP」と「BCM」の重要性が理解できます。
- 実践的な「BCP」作成の基本を習得できます。
- 事業継続計画に基づくマネジメント方法「BCP」を実践することができます。
- 実務を担うミドルマネージャーのレベルアップを図ることができます。
特徴
- ケーススタディ演習により、職場で事業継続計画(BCP)作成・見直しができるように、指導します。