考えて動ける自立した人材を育成するOJT指導者
OJT指導者が仕事の本質と全体像を理解した上で、新人育成計画の立て方を習得します。育成計画のブラッシュアップとコーチングスキルの習得により、自立した人材を育てる指導ができるようになることを目指します。
研修対象 | 管理者、リーダー、中堅 |
日数 | 1日(6時間)/2日コースあり |
人数 | 4名~ |
プログラム
1.OJTとは何か
- OJTの意義
- OJT指導者に求められること
【演習】新人の頃、どんな不安を感じたか
【演習】OJT指導者の役割
2.育成計画の策定
- ゴールを設定する
- ステップごとに目標を立てる
- 目標達成の支援
【演習】1年間の育成計画を立てる
3.仕事の教え方
- 教えるための3つの要素
①なぜやるのか
➁何をやるのか
③どうやってやるのか - 効果的な3つのステップ
-やって見せる
-やらせてみる
-フィードバックする
【演習】電源コードの結び方
4.OJTのためのコミュニケーション
- 正しい指示の仕方
【演習】仕事の指示を出す - 報告のさせ方
【演習】伝わらない報告 - しっかり聴くためのスキル
【演習】オープンクエスチョンとクローズドクエスチョン - ほめ方・叱り方
【演習】ほめ方/叱り方チェック
5.ケーススタディ
※ケースは事前にご相談の上、設定します
6.まとめ
- 明日から職場で実践するためのアクションプラン宣言
ねらい
いま各企業では、環境変化に伴う事業構造の改革、グローバル化がドラスティックに推進されています。
同時に、団塊世代の定年退職により、社員の世代交代が急ピッチで進んでいます。若手社員をいかにして早く戦力化するかが急務であり、現場における実践を通じた能力開発への取り組みが求められています。
部下・後輩が業務のスキルを早期に習得し、現場で自立した行動をとれるようにするためには、OJTが有効です。
この研修では、OJT指導者が仕事の本質と全体像を理解した上で、新人育成計画の立て方を習得します。育成計画のブラッシュアップとコーチングスキルの習得により、自立した人材を育てる指導ができるようになることを目指します。
期待する成果
- OJTの意義、OJT指導者としての役割や心構えが理解できます。
- 新人の育成計画(ゴール設定、業務のプロセス分解、スキルマップ)が作成できます。
- OJTの基本である「やってみせる・やらせてみる」というティーチングの基本が習得できます。
- 正しい指示の仕方、ほめ方・叱り方などの日常の具体的な指導方法を身につけることができます。
- すぐに実践できる傾聴や質問、伝えるスキルを習得することができます。
特徴
- 豊富な演習、実際に直面する状況を想定したケーススタディを使うことで、現場ですぐに実践できるように指導します。