事業見通しや新規事業開発に向けて
「ビジネスモデルキャンパス」を使って、自社の保有する技術・サービスの価値を再定義し、複数の顧客層別に対しての「価値提案」を掘り下げます。顧客層別の価値提案を中心として、価値提案を実現するビジネスの全体像をつくり上げます。
研修対象 | 管理者、中堅 |
日数 | 1日(6時間)/2日コースあり |
人数 | 4名~ |
プログラム
1.ビジネスモデルとは
- ビジネスモデルとは
- ビジネスモデル構築の基本プロセス
2.ビジネスモデル企画演習~ビジネスモデルキャンパス活用
2-1.価値提案(Value Propositions)
- 顧客に提供する価値の明確化
※「バリュープロポジションキャンパス」活用
2-2.顧客(Customer Segments)
- ビジネスが対象とする顧客層の抽出
※「STP分析」活用
2-3.チャネル(Channels)
- チャネル(販売ルート)の検討
2-4.顧客との関係(Customer Relationships)
- 関係の長さを検討
- 関係の深さを検討
2-5.収益の流れ(Revenue Streams)
- 収益獲得の方法
- 収益の特徴
2-6.キーリソース(Key Resources)
- 価値を生み出すための経営資源
2-7.主要活動(Key Activities)
- 価値を提供するための活動
- キーリソースを生み出して強化するための活動
2-8.キーパートナー(Kye Partners)
- 必要なキーパートナーを考える
※「バリューチェーン分析」活用
2-9.コスト構造(Cost Structure)
- コストの把握
3.まとめ
- 研修の振り返りと気づきの確認
ねらい
昨今の外部環境変化の激しい時代においては、同じやり方で価値を生み出し続けることはできません。企業の成長を決定するのは、外部環境の変化をいかにビジネスチャンスとして捉えられるかにかかっています。
この研修では、「ビジネスモデルキャンパス」を使って新しいビジネスモデル構築・検証します。自社の保有する技術・サービスの価値を再定義し、複数の顧客層別に対しての「価値提案」を掘り下げます。
顧客層別の価値提案を中心として、価値提案を実現する「マーケティング戦略」「組織体制・マメジメント」「収益とコスト構造」を明確にして、ビジネスの全体像をつくり上げます。
期待する成果
- 自社が長期的な成長を続けるためのビジネスモデルを可視化し、集中的に討議することによって、今後の改革の方向性を明らかにします。
- 供給者側の枠組みだけでビジネスを考えるのではなく、顧客価値の観点から、自社の存在意義やミッションを明らかにします。
- ビジネスモデルが成立するために必要な①有用性、②実現可能性、③持続可能性が検証できます。
- 社内各部門の社員が集まり、同じ目的に向かって議論を深めることで、全社的、経営者的な発想で自社の将来を考えることができます。
特徴
- ビジネスモデルの構築、検討する場面で、活用される「ビジネスモデルキャンパス」を使って、新たなビジネスの現状確認、共有と今後の事業構想を構築・検証します。