日本睡眠学会所属の医師 坪田聡さんは、
「5時間快眠法×朝5時起き」というスタイルを提案されている。
睡眠の良し悪しは、単純に「時間」だけで測れない。
1日の疲れをとるには、6時間から8時間程度の睡眠が必要、
と、一般的に言われる。
しかし、重要なのは、「睡眠時間の長さ」よりも「睡眠の質」である。
すなわち、「時間×質=満足度」。
たとえ睡眠時間が短くても、
睡眠の質が高ければ得られる満足度は同じ、
という考え方である。
睡眠の質を上げる準備には、次のような方法がある
就寝3時間前までには食事を終える…
興奮を鎮める効果がある緑色系の寝具に揃える…
部屋着ではなくパジャマで寝る…
睡眠の質を高めるためには、
眠りに入るためのルーティンを持つのが良い。
寝室には、
心地のよい香りやリラックスできる音楽…
落ち着いて過ごせる照明…
そして、
歯を磨く…
パジャマに着替える…
ベッドに座って瞑想する…
自分がリラックスできることや楽しめることでよい。
大切なのは、身体や脳をリラックスさせることであり、
嫌なことをやる必要はない。
そして、毎日習慣にすることである。
自分なりの眠りのルーティンを見つけることができれば、
寝るための集中力が高まり、質の良い睡眠を手に入れることができる。