現状を分析して目的や課題を明確化する
現状に満足せず「未来に向けた次の一手」を考えて実践するために、課題発掘力を高めるための思考とスキルを身につけることを目指します。
研修対象 | 管理者、中堅 |
日数 | 1日(6時間)/2日コースあり |
人数 | 4名~ |
プログラム
1.VUCAの時代
- VUCAの時代に起きること
【演習】あるメーカーのクレーム対応
2.課題発掘力とは
- 問題とは
-発生型
-設定型
-潜在型 - 課題発掘力とは
【演習】問題に気づく
3.問題発見の3ステップ
- ステップ1:あるべき姿を構想する
【演習】あるべき姿を考える - ステップ2:現状からあるべき姿を捉える
【演習】現状を整理する - ステップ3:あるべき姿と現状のギャップ
【演習】あるべき姿と現状のギャップ
4.課題発掘力を高める方法1~ヒヤリング力
- 5W2Hを意識する
- クローズドクエスチョンとオープンクエスチョン
【演習】クローズド・オープンクエスチョンの使い分け
5.課題発掘力を高める方法2~ゼロベース思考
- 隠れた前提を疑う
- 論点をおさえる
- 物事の全体像やつながりをおさえる
【演習】ケーススタディ
6.課題発掘力を高める方法3~クリティカルシンキング
- MECE
- ロジックツリー
-Whyツリー:原因追求して真因を追求する
-Howツリー:課題設定から解決策を見出す
【演習】ケーススタディ
7.まとめ
- これからの行動にどう活かしていくか
ねらい
課題発掘力とは「現状を分析し目的や課題を明らかにする力」です。
変化が激しく人々の価値観やニーズが多様化した現代において、企業が継続的に発展していくためには、現状に満足せず、「現状よりさらに改善できることはないか」と新たな課題を見つけ出す社員一人ひとりの行動が大切になります。
この研修では、現状に満足せず「未来に向けた次の一手」を考えて実践するために、課題発掘力を高めるための思考とスキルを身につけることを目指します。
期待する成果
- 問題とは何かを知り、問題を発見して解決すべき課題として認識できるようになります。
- 相手のニーズや不満・悩みを把握するためのヒヤリング力を高めることができます。
- あるべき姿をゼロベースで考えて、構想するためのスキルを習得できます。
- 自分の主観や先入観にとらわれず、問題の本質を分析するための視点を持つことができます。
- 現状分析から仮説をつくり、仮説検証のサイクルを回すことができるようになります。
特徴
- ケーススタディを考えながら、現場で「現状に満足せず、今よりもっと良くできないか」と言う意識で、課題を見つけ出す能力を高めます。