部下のパフォーマンスを高める!
コーチング研修では、傾聴・質問・フィードバックの3つの話法を身につけると共に、職場で自らリーダーシップを発揮し、部下を育成することができるような指導力を身に付けることを目的とします。
研修対象 | 管理者、リーダー、中堅 |
日数 | 2時間✕10回 ※実施回数はご相談させていただきます。 |
人数 | 4名~ |
コーチング研修プログラム例
第1回:コーチングとは/コーチングの心構え
- コーチングの定義と役割
- ティーチングとコーチング
- コーチングの4つのスキル
第2回:4つのスキルの使い方
- 傾聴:場づくり、うなづき・あいづち、ペーシング、オウム返し、要約
- 質問:クローズド・オープンクエスチョン、視点を変える
- フィードバック:認める・ほめる、叱る・注意する
- リクエスト:相手に新しい視点を提供して行動を促す
第3回:コーチングのプロセス
- 信頼関係構築
- ゴール設定
- 現状の把握
- ギャップの分析
- 行動の決定
- フォローアップ
第4回:現状把握
- チームビジョン、チーム・メンバーの目標設定
- 現状の問題点、部下との関係性を整理
【ワーク0】自己認知と他者認知
第5回:自分の目指す姿を描く
【ワーク1】自分があこがれるリーダーの姿を思い浮かべる
-その人のどのような点がリーダーとしてあこがれるのか
【ワーク2】自分の挙げた要素を分類する
-要素を行動、能力、意識に分類したときに偏りがあるか
第6回:自分を知る
【ワーク3】自分の原体験を振り返る
-大切にしたい自分の価値観を言葉にする
【ワーク4】自らの行動プロセスを評価する
-意識して行動できているか、相手に動いてもらえているか
第7回:目的・目標を共有する
【ワーク5】目標の意義を問い直す
-チームの目標が会社の事業全体とどのように結びつくか
【ワーク6】メンバーの共感を引き出す
-メンバーが目標に共感できるように伝えているか
第8回:計画を立てる
【ワーク7】メンバーに仕事を任せるときの考え方
-メンバーに仕事を任せるメリット、デメリット
-エンパワーメントのポイント
【ワーク8】計画に必要な要素と判断のやり方
-計画立案時に満たすべき具体的要素
第9回:実行する
【ワーク9】実行段階でのまかせ方
-メンバーに執行責任を自覚させてリーダーがフォロー
[ワーク10】不測の事態への対応
-結果責任を自覚、問題を把握して改善策を検討する
第10回:振り返る
【ワーク11】振り返り
-振り返りの習慣を持つ
【ワーク12】効果的なフィードバック
-メンバーの仕事ぶりの評価、より良い行動への支援
ねらい
多くの企業にとって、社員を戦力化して組織貢献につながるパフォーマンスを引き出すことは重要な課題となっています。
現場の管理者・リーダーは、部下の主体性、成長意欲を引き出す力が求められています。
コーチングは、上司とのコミュニケーションを通じて、部下に「気づき」を与え、考えと行動を引き出す部下育成のためのスキルです。
この研修では、コーチングの3つの手法(傾聴・質問・フィードバック・リクエスト)を、身につけると共に、自職場で自らリーダーシップを発揮し、部下を育成することができるように指導します。
期待する成果
- 「傾聴」「質問」「フィードバック」「リクエスト」の4つのコーチングスキルを習得できます。
- 部下の目標を明確にして計画、実行するコーチングのアプローチ方法を身につけ、部下の成長と自主性を促進することができます。
- 各受講者が自職場に適応したリーダーシップを開発することができます。
特徴
- 1~3回 :コーチングの基本スキルを習得します。
- 4~10回:各受講者が、自らのリーダー像を描き、コーチングスキルを使いながら、職場でリーダーシップを発揮し、部下育成を実践できるように指導します。