電動化・脱炭素の最新動向が1日で学べる
自動車の電動化と脱炭素化の動向
100年に一度の変革期を迎えていると言われる自動車業界における電動化や脱炭素化の最新動向、電動化で注目される新規製品の動向について解説します。
研修対象 | 経営幹部、管理者、中堅、若手 |
日数 | 1日(6時間) |
人数 | 4名~ |
プログラム
1.電動化、脱炭素化の最新動向
- 世界各国の環境規制動向(温室効果ガス、ZEV)
- 各国の電動化、脱炭素化推進政策の最新動向
2.今後のパワートレインミックスの動向とCO2量との関係
- 今後のパワートレインミックスの動向
- 電動化の現状及び将来予測
- パワートレイン動力源と世界の各地域でのCO2量/LCA CO2との関係
3.パワートレインの電動化技術の動向
- ハイブリッド
- プラグインHEV
- 電気自動車
- 燃料電池車
- 今後の動向
4.世界の主要カーメーカーや異業種企業の電動化戦略
5.電動化(特にEV化)による影響
- 既存製品への影響
- 今後注目される新システム・製品
-e-アクセル
-インホイールモーター など
6.車載用電池の今後の動向
- 電動車用の現在の車載用リチウムイオン電池の課題
- 車載用の次世代二次電池のロードマップ
-全固体電池
-革新型電池 など
ねらい
最近、自動車業界では「CASE」や「MaaS」と言った大きな潮流が押し寄せており、100年に一度の変革期を迎えていると言われます。
更に昨年は世界の主要国で2050年にカーボンニュートラルにするとの宣言が次々に発表され、それに伴い各国が2030年~40年には全販売車を電動車にすることを発表しており、CASEの4つの技術動向の一つである電動化の今後の展開が注目されています。
この研修では、電動化や脱炭素化の最新動向、電動化で注目される新規製品の動向について解説します。
期待する成果
- 地球温暖化対策に直結するグローバルな環境規制である温室効果ガス(主にCO2)の削減規制や主要国の脱炭素化(カーボンニュートラル化)や電動化促進政策動向が理解できます。
- パワートレインの電動化の今後のロードマップ、電動化、LCA(ライフサイクルアセスメント)とCO2の相関関係や脱炭素化対する世界の今後の取り組みがわかります。
- HEV、EV、FCV(燃料電池車)等の主な特徴と動向が理解できます。
- 主要OEMや異業種企業の電動化戦略がわかります。
- 電動化(EV化)で注目される新規製品(e-アクスル、インホイールモーター、車載用電池等)の動向を知ることができます。
特徴
- 受講者との質疑だけではなく、講師、受講者全員で十分なディスカッションを行う時間を設け、活きた技術知識を習得できるように進めます。
講師紹介
K&Kテクノリサーチ
代表(イントランス トレーナー)
加藤 克司 Katsushi Kato
国立金沢大学卒業後、日本電装株式会社(現在のデンソー)に国内外の多くのカーメーカー向けパワートレイン制御システムの開発責任者、新興国向け製品開発プロジェクトリーダー、タイの初代テクニカルセンター長を歴任。退任後、これまでの豊富な経験と知見を活かし、講演、研修で活躍している。