暗黙知を形式知にして伝承する
顕在化・潜在化しているナレッジ(知識)やノウハウを共有する意義とその手法を理解し、共有するための具体的な方法や運用方法を学びます。個人の知識や企業の知識を集結・共有することで、業務を標準化したり、効率を高めて新しい価値を生み出すことを実践できるように指導します。
研修対象 | 管理者、中堅 |
日数 | 1日(6時間)/2日コースあり |
人数 | 4名~ |
研修プログラム例
研修プログラムは希望に合わせて自由にカスタマイズ可能です。またオンラインでの研修についても対応可能です。
1.ナレッジマネジメントとは
- ナレッジマネジメントとは何か
‐暗黙知と形式知
-暗黙知から形式知への変換 - ナレッジマネジメントの効果
-業務効率化により、組織全体の生産性が上がる
-属人的な業務を軽減できる
-営業力や技術力が強化される
【演習】自部門の形式知と暗黙知
2.SECIモデルの理解と活用
- SECIモデルとは
①共同化:対話や経験などによって暗黙知を共有
②表出化:得られた暗黙知を形式知に変える
③結合化:形式知を他の形式知と掛け合わせて新たな知識を生み出す
④内面化:結合された形式知が利用されて新たな暗黙知を形成する
【演習】ケーススタディ - 仕組み化する
-業務を洗い出す:WBSの活用
-現在の業務の流れから無駄を省く
-属人化されている部分がないか確認する
-誰もができる形に落とし込めないかを検討する
【演習】属人化したノウハウを抽出して可視化 - マニュアル化する
-マニュアルに書き出す項目
-マニュアルを作成するときのポイント
-チェックリスト化する
【演習】マニュアル化する
3.まとめ
- 研修の振り返りと確認
ナレッジマネジメント研修のねらい
ナレッジマネジメント(Knowledge Management)は、社員が持つノウハウや経験や企業が持つ情報や知識を組織全体で蓄積・共有して、企業全体の生産性や市場での競争力、企業価値を高めていく手法です。
ナレッジマネジメントによって企業では新たな変革を促し、全体的な生産性の向上、または業務改善につなげることができます。
この研修では、顕在化・潜在化しているナレッジ(知識)やノウハウを共有する意義とその手法を理解し、共有するための具体的な方法や運用方法を学びます。
個人の知識や企業の知識を集結・共有することで、効率を高めて新しい価値を生み出すことを実践できるように指導します。
期待する成果
- 暗黙知と形式知の違いについて学び、ナレッジマネジメントの基礎知識について確認します。
- 代表的な管理手法である「SECI(セキ)モデル」について学びます。ナ
- ナレッジは減らない資源であることを理解し、知識の集結・共有化ができることを理解します。
- 個人の持つ暗黙知を形式知に変換し、知識の共有化・明確化を図ることができることを学びます。
- ナレッジの共有や移転を経て、組織的知識創造(生産)のプロセスを学ぶことができます。
特徴
- 事例と演習を通して、ナレッジマネジメントの活用方法についての理解を深め、すぐに使える知識とスキルを身につけることができます。