顧客体験を刷新するための視点を磨く
顧客体験を刷新するための道筋を見出すために有効な「デザイン思考」について学びます。デザイン思考の5つのプロセスと有効なフレームワークを使って、すぐに実践できるように指導します。
研修対象 | 管理者、中堅、若手 |
日数 | 1日(6時間)/2日コースあり |
人数 | 4名~ |
プログラム
1.デザイン思考とは
- デザイン思考が求められる背景
- デザイン思考とは
-5つのステップ:
①共感、②定義、③概念化、④試作、⑤テスト - デザイン思考の特徴
【演習】家でくつろぐための「ソファ」とは
2.デザイン思考の5ステップ
- 共感(Empathize)
-インタビュー、アンケート、観察をする - 定義(Define)
-顧客の共感をヒントに顧客ニーズを定義する - 発想(Ideate)
-顧客のニーズを解決するアイデアを話し合う - 試作(Prototype)
-アイデアが固まったところで、試作品をつくる - 検証(Test)
-顧客の意見を参考にブラッシュアップを図る
3.顧客への共感を深める~ヒヤリング
- 共感するためには
- インタビューのステップ
【演習】ケーススタディ:顧客へのインタビュー
4.潜在ニーズを可視化する~共感マップ
- 課題を定義する
- 共感マップで可視化する
【演習】ケースススタディ:共感マップの作成
5.アイデアの発散と収束~アイデア発想法
- 分析した情報から発想する
【演習】ケーススタディ:欠点列挙法 - 発想を転換する
【演習】ケーススタディ:チェックリスト法 - 発想を拡げる
【演習】ケーススタディ:マンダラート
6.まとめ
- これからの行動にどう活かしていくか
ねらい
将来の予測が困難な「VUCAの時代」といわれる昨今では、市場構造の激変などにより、多くの企業がこれまでのアプローチでは大きな成長が見込めない状況に陥っています。
DX時代においては、顧客ニーズから、顧客体験を向上するための課題を見出し、新アイデアを生み出せるかどうかが、企業の勝敗を左右するといえます。
この研修では、顧客体験を刷新するための道筋を見出すために有効な「デザイン思考」について学びます。
デザイン思考の5つのプロセスと有効なフレームワークを使って、すぐに実践できるように指導します。
期待する成果
- デザイン思考の必要性や基礎知識、5つの思考プロセスを理解できます。
- 顧客価値を発見するための現場やユーザーからの情報収集のポイントが理解できます。
- 顧客からヒヤリングをして共感しながら解決策を見出すことができるようになります。
- 顧客体験の向上を常に考え、顧客に受入れられる提案につなげることができます。
特徴
- 顧客ニーズの捉え方を具体的な事例と演習で理解し、デザイン思考を実践できるように指導します。