自分は集中力が足りない。
いざというときに、集中できない。
あなたは、このようなイメージを持っていないだろうか。
でも、これまで何かに夢中になっているときのことを思い出してほしい。
誰でも、何かにのめりこむ力は持っている。
物事に集中できないと嘆く人でも、コツを知れば集中力を発揮することができる。
そのための方法は、以下である。
1.複数の行動を同時進行しない
何かをやろうとするとき、異なる複数の物事を同時進行させないこと。
同時進行すれば、集中力は削がれてしまう。
取り組むべきことは一つだ。
2.環境を整備する
やるべきことを行う前に、周囲の環境を整理する。
やるべきことに関係の無い余計なものは置かない。
自制心を発揮し、必要のないものを意識から消し去るようにする。
3.体調管理を優先する
必要なときに集中したいと思うなら、日ごろからの習慣が大切。
質の高い睡眠、バランスの良い食事をとることも重要。
例えば、ストレッチ。
身体を目覚めさせ、集中力のスイッチを入れてくれる。
4.時間を区切って1つのことに取り組む
集中力は、一般的に90分が限界だと言われている。
しかし、ある実験の結果では、
「90分が限界だと信じているグループ」と「信じていないグループ」では、
後者の方が集中力の持続時間が長かったという。
まずは5分、それから10分、20分と、タイマーをセットして少しずつ集中して、
行動する時間を増やすとよい。
そうすることで、
「自分の集中力は○○分以上は持つ」
と信じることができるようになるだろう。
特定のトレーニングを負荷をかけて行うことで、集中力は鍛えることができる。
集中力を司る脳の前頭葉という部位が鍛えられ、集中力のムラや波がなくなる。
集中力は、自然に湧きあがってくるものではなく、日ごろの鍛錬によって鍛えられるものなのだ。