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状況分析のフレームワーク8選

「仕事ができる」と言われる人は、
フレームワークをうまく使いこなしている。

フレームワークを効果的に活用できれば、
自身のビジネススピードをアップさせることができる。

状況分析のときに使用頻度の高いフレームワークを以下にご紹介する。

1.ロジックツリー(Why) :

なぜ(Why)を繰り返して本質的課題を探る。

<できること>
どの部分に問題があるか、なぜ悪いかを知ることができる。

2.PEST分析:

Politics(政治)
Economy(経済)
Society(社会)
Technology(技術)」
で、外部要因を整理する。

<できること>
外部要因を大きな視点でとらえることができる。

3.3C分析:

Company(自社)
Customer(顧客)
Competitor(競合)
で分析する。

<できること>
競合と比較することで自社の戦略を検討することができる。

4.ファイブフォース分析:

競合業者
新規参入者
代替品
売り手(供給業者)
買い手(顧客)
で整理する。

<できること>
経営資源の投入先、新規参入可否、事業戦略に検討に有効である。

5.VRIO:

Value(経済価値)
Rareness(希少性)
Imitability(模倣可能性)
Organization(組織体制)
で自社を評価する。

<できること>
自社の経営資源を評価し、競争優位を保つ方法を検討する。

6.アンゾフマトリクス:

市場
製品
の2軸で分けた4つのセグメントで成長戦略を考える。

<できること>
企業の成長戦略の方策を検討することができる。

7.SWOT分析:

企業の
Strength(強み)
Weekness(弱み)
Opportunity(機会)
Threats(脅威)
を把握する。

<できること>
企業の置かれている状況を把握できる。

8.バリューチェーン:

顧客にValue(価値)が届くまでの企業活動のプロセスを分解。

<できること>
競合に対する優位性を出せるポイントを整理できる。

フレームワークを使って、早く状況の大枠をつかむことは、
戦略構築のためには、とても重要である。

責任者プロフィール
竹村孝宏

中小企業診断士、キャリアコンサルタント、産業カウンセラー。大阪市立大学商学部卒業、豪州ボンド大学大学院経営学修士課程(MBA)修了。
㈱デンソーで企画、営業、人事、中国上海駐在を経験、「低コストプロジェクト」で社長賞を受賞するなど活躍した後、独立。現場での多くの経験をベースにした実践的コミュニケーション、モチベーションアップを軸としたプログラムを提供している。日経クロステックに連載中。著書は、「仕事が速い人は何をしているのか?ビジネスフレームワーク活用法」(セルバ出版)
「30代リーダーのための聞く技術・伝える技術」(中経出版)等、多数。

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