フレームワークは、
複雑なことを単純化して考えるための切り口を提供してくれる。
環境の整理・分析から、戦略を構築する際に有効である。
1.STP:
Segmentation(ベースとなる市場)
Targeting(狙うべき顧客)
Positioning(購入動機)
<できること>
市場において、新商品・サービスが戦う土俵を決めることができる。
2.4P:
Product(自社商品の仕様、特徴、差別化)
Price(価格設定)
Promotion(販売促進)
Place(流通チャネル)
から分析。
<できること>
商品・サービスのマーケティング上の課題をふまえた戦略を考えることができる。
3.クロスSWOT:
SWOT分析による4つの要素を縦横に配置し、4つのフレームを埋めて考える。
◇強み×機会
自社の強みでチャンスを最大限に活用するために、
取り組むべき施策を検討。
◇強み×脅威
自社の強みによって、脅威による悪影響を避けたり、
チャンスにするための施策を検討する。
◇弱み×機会
自社の弱みを把握した上で、
チャンスを逃さないために取り組むべき施策を検討する。
◇弱み×脅威
自社の弱みと脅威による最悪の事態を避けるためには、
どうするかを検討する。
<できること>
自社の強み・弱みを生かした具体的な戦略を導き出すことができる。
4.AIDMA:
顧客心理の変化を
Attention(注意)→ Interest(関心)→ Desire(欲求)→ Memory(記憶)→ Action(行動)
に分けたもの。
<できること>
顧客から見た商品のマーケティング課題を踏まえた戦略を考えることができる。
5.AISAS:
顧客心理の変化を、
Attention(注意)→ Interest(関心)→ Search(検索)→ Action(行動)→Share(情報共有)
に分けたもの。
<できること>
顧客の心理変化に即したコミュニケーション設計ができる。
フレームワークをうまく活用すれば、
状況判断や意思決定のスピードを一気に上げることができる。