時間をかけてもなかなか結論が出ない…
問題は解決したはずなのに、何度も再発する…
何から手をつけていいかわからず、つい先延ばしにしてしまう…
ビジネスの現場は、常に多くの業務や問題に囲まれている。
貴重な時間をうまく使って、効率的に問題解決をしたいもの。
問題とは、
「あるべき姿と現状にどのようなギャップがあるか」を考えた結果である。
問題解決とは、
「認識した問題をあるべき姿に近づけて解消しようとする全ての行動」である。
私たちは、問題を解決しようとするとき、
意識していなくても次のようなプロセスで行動している。
1.問題を認識する
2.現状を分析する
3.解決策を立案する
4.解決策を実行する
5.結果を評価する
しかし、必ずしも順序よくこのプロセスを踏んでいるわけではなく、
各プロセスを行ったり来たりしているのが実態である。
このプロセスをしっかり意識して行なうことで、
もっと効果的に問題解決をおこなうことができる。
問題解決プロセスを意識して進めると、次の3つのメリットがある。
1.自分自身が効率的、効果的に問題を解決できる
2.解決する価値のある問題を見つけることができる
3.周囲にプロセスを理解してもらいやすいので、支援を得やすくなる
問題解決プロセスを意識せずに、
問題に取り組んで右往左往していては、
どれだけ時間があっても足りない。
貴重な時間を注ぐ価値のある問題を、最短で解決したいものだ。
問題解決プロセスを意識して使えば、
自分自身が効率的に進められると共に、
周囲にもプロセスを理解してもらいやすい。
その結果、支援も得やすくなり、スピーディに解決できる。
問題解決プロセスは、皆さんの貴重な時間を有効活用し、
「問題解決に強い人」といわれるための有効な武器なのである。