職場のコミュニケーションをもっと活性化させたい…
関係者と密なコミュニケーションを取りながら進める必要がある…
コミュニケーションという言葉は、
ラテン語の「Communus(コミュニス)」から来ており、
「分かち合うこと」を意味する。
すなわち、一方的に伝えるだけではコミュニケーションとは言えない。
お互いの考えや思いを共有して、
「分かち合うこと」ではじめてコミュニケーションになる。
お互いの考えや思いを分かち合うためには、伝達する手段が必要。
一つは、言葉を媒体とするもの。
もう一つは、言葉以外の行動であり、
表情、顔色、目線、身振り、声の調子、体の姿勢などが媒体となる。
また、コミュニケーションの距離感もさまざま。
1.一対一のコミュニケーション
2.複数や集団に対するコミュニケーション
3.インターネット上での相手が見えないコミュニケーション
周りに人が集まってきたり、あるいは人が離れていくことも、
自分自身のコミュニケーションの積み重ねの結果である。
どのようなコミュニケーションをするかによって、
人間関係が決まってくる。
コミュニケーションが上手な人には、次のような3つの特長がある。
1.相手を理解しようとしている
相手に、興味、関心を示すことがコミュニケーションの前提となる。
コミュニケーションをうまくとろうと思ったら、
まず相手に興味、関心を持つことから始めよう。
お互いにまったく興味、関心を示すことがなければ、
コミュニケーションは成立しない。
相手のことが好きか嫌いかに関わらず、
まず興味や関心を持つことから、コミュニケーションが始まる。
2.目的を明確にしたコミュニケーションが行える
コミュニケーションは、マーケティングと似ている。
相手に何を伝えたいのか…
相手にどんな行動を起こして欲しいの…
相手とどんな関係を築きたいのか…
自分が確かめたいことは何か…
こうした目的が明確であるほど、コミュニケーションが円滑に進む。
3.コミュニケーションスキルが高い
目的地に早くたどり着くためには、いろいろな手段を知っている方が有利。
仕事や対人関係におけるコミュニケーションスキルはたくさんある。
その中でも、次の7つのスキルは大切である。
(1) 第一印象を良くする
(2) 伝える
(3) 聴く
(4) 質問をする
(5) 話をまとめる
(6) 信頼関係を築く
(7) 話題をストックする
コミュニケーションについての理解を深め、意識を持って行動する。
そうすれば、コミュニケーションそのものも豊かになっていくはずだ。