あなたは、アイコンタクトが得意だろうか。
日本人は、欧米人に比べて、アイコンタクトが苦手といわれる。
東京大学大学院総合文化研究科の調査によれば、
日本人は、欧米人(フィンランド人)と比較して、
アイコンタクトをとられると、
その相手に対して、「近づきがたい」「怒っている」と感じやすい、
ことがわかったという。
アイコンタクトをする目的は、相手との信頼関係を築くためである。
信頼関係を築くために、無理にアイコンタクトをするよりも、
相手に合わせることが大切である。
相手が視線を合わせてくるなら、こちらも合わせる。
相手も苦手そうなら、あえて視線を少しずらす。
相手の鼻を見たり、視線を落としたりするとよい。
自分がアイコンタクトが苦手なのに、視線を合わせなければならない場合はどうするか?
そんなとき、「ソフトアイ」という方法もある。
「ソフトアイ」とは、
焦点をボンヤリさせて、相手の全体を見るような目の使い方である。
相手と直接目を合わせる感覚はなくなるため、
焦点が合っているときよりもアイコンタクトがしやすくなる。
何としてもアイコンタクトをしなければならない、と思うより、
相手に合わせることを考えてみよう。
そうすれば、アイコンタクトと上手く付き合えるようになるはずだ。