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メモすることの大切さ

ビジネスで成功しているほとんどの人が、アイデアが閃いたり、気づいたことや感じたことをメモする習慣がある。

発明家のエジソンは、生涯で大学ノート3500冊分のメモを残した。

レオナルド・ダヴィンチ、アインシュタイン、ニュートン、ダーウィン…

あらゆる分野の偉人たちが、メモ魔だったと言われている。

メモすることの効果は3つある。

1.忘れることを防ぐ

アイデアは、パッと閃いて一瞬で消えてしまったりする。

二度と、そのアイデアにめぐり会えないかもしれない。

もし忘れてしまったとしても、

メモを振り返ればきちんとその事柄が記録されている。

またメモをとる作業によって、記憶に残りやすくもなる。

2.考えがまとまる

書くことで、頭の中でまとまっていなかった考えがまとまりやすくなる。

考えがあっても、まとまっていなければ実行することができない。

考えを形にすることではじめて、情報として認識することができる。

他人との共有も可能になる。

3.アイデアが浮かぶ

考えをまとめたり、メモを眺めているうちにアイデアがひらめく。

アイデアとは、既存のものを組み合わせて新たなものを生み出すことである。

メモしたときには気づかなくても、

しばらくたって見直すと新たな視点が開けることがある。

メモの取り方にはルールはない。

手帳、携帯電話のメモ帳、録音する…

どんな方法でもよい。

自分の状況に合わせて、やりやすい方法でメモするのがベスト。

アイデアは、リラックスしている状態のときに生まれやすい。

風呂に入っているとき…

トイレに入っているとき…

ベッドにいるとき…

すぐにメモできる準備をしておくとよい。

メモを取ることは、成功している人たちが習慣として行っていること。

やる価値は大いにある。

メモしたものは、必ず自分の力になるはずだ。

責任者プロフィール
竹村孝宏

中小企業診断士、キャリアコンサルタント、産業カウンセラー。大阪市立大学商学部卒業、豪州ボンド大学大学院経営学修士課程(MBA)修了。
㈱デンソーで企画、営業、人事、中国上海駐在を経験、「低コストプロジェクト」で社長賞を受賞するなど活躍した後、独立。現場での多くの経験をベースにした実践的コミュニケーション、モチベーションアップを軸としたプログラムを提供している。日経クロステックに連載中。著書は、「仕事が速い人は何をしているのか?ビジネスフレームワーク活用法」(セルバ出版)
「30代リーダーのための聞く技術・伝える技術」(中経出版)等、多数。

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