このようなことを防ぐためには、標準時間で管理するのがよい
標準時間とは、モノづくりの現場でよく使われる用語で、
作業者が、一定の作業方法により既定された品質の製品を生産するために、
仕事をおこなう場合の作業時間のことである。
標準時間の考え方は、普段の仕事の中でも常に活用することができる。
例えば、
タスクを実行する前にA、B、C、D、Eの作業に細分化する。
そして、各作業の標準時間を見積もる。
作業A…20分
作業B…15分
作業C…40分
作業D…25分
作業E…20分
仕事全体は「2時間で完了する」と決める。
このように決めることで、
「各作業をいつ始めなければならないか」というように、
標準時間を意識して頭と体を働かすことができる。
Aを終えたらBにかかろうではなく、
何分後にBに取り掛かるか、と考えるようにするのである。
標準時間を守ろうとすることで、
ムダを積極的に排除できるようになる。
また、スキマ時間も有効に活用できる。