普通の人と仕事が速い人を比べると、
同じ仕事をしていても、
行っている仕事の量に差がある。
仕事の早い人は、仕事の量を減らす工夫をしている。
依頼された仕事をそのまま引き受けていくと、
どんどん仕事が積み上がってしまう。
仕事が速い人は、
仕事を引き受けるときに、依頼者としっかり話して、
仕事のポイントや要求水準を明確にする。
すなわち、仕事の量を減らすための交渉を依頼主に対して行っている。
仕事をスリム化するための3つのポイントをお伝えしたい。
1.品質過剰を避ける
依頼された全てを100%完璧にやろうとすると、
品質過剰になりがちである。
その結果、仕事量が増え、納期が遅れる場合がある。
これを避けるためには、
依頼者が求めているポイントや要求水準を明確にすることである。
手間をかける部分に絞り込むことで、作業量を減らすことができる。
2.期限を延ばす
仕事が一度に集中すると、
処理できなくなって、遅れやミスの原因になってしまう。
忙しい時は、期限を伸ばす交渉をして、今日やる仕事をセーブする。
交渉する際には、
依頼主から依頼された仕事にすぐに取り掛かれない理由を、
できるだけ具体的に示す必要がある。
自分が抱えている仕事の状況を具体的に説明できるように、
普段から「やるべきこと」「期限」を明確にしておく。
3.作業を分担する
一人でこなしきれない量の仕事を依頼された場合は、
誰かに手伝ってもらえないかを考える。
依頼者に納得してもらうためには、
誰か同僚と一緒にやったほうか良い結果が出ることを伝える。
交渉は、仕事を受ける瞬間が勝負。
後になって切り出すと、怠けようとしているという印象を
持たれかねない。
依頼者との交渉タイミングが大切である。