和やかに話していたのに、突然相手の機嫌が悪くなった…
もしかすると、無意識に
相手の怒りに触れる「NGフレーズ」を使っているかもしれない。
非難や攻撃をするつもりがなくても、
状況によっては相手が不機嫌になるNGフレーズがある。
余計なトラブルを起こさないためにも注意しよう。
1.言い訳がましく聞こえるNGフレーズ
●「だって…」「でも…」「それは…」
この後に続くのは、相手に対する批判や自分の弁解であることが多い。
●「けど…」「ですが…」
そのときの状況や人によって、喧嘩を売られていると感じる場合がある。
例えば、仕事の進捗を聞かれた場合、
「終わっていますけど…」と言うと、
「終わっていますけど、何か文句あるの?」
というニュアンスで捉えられる可能性がある。
この場合、「終わっています」とだけ、答えればよい。
2.正論をふりかざすNGフレーズ
●「…が規則です」「…が期限です」「…してもらわないと困ります」
ルールや期限などの決まりごとを伝えるときは、
正論を振りかざしているように聞こえるNGフレーズは避けたい。
融通がきかない印象を与えてしまう場合がある。
「ご了承いただけますでしょうか」
など、相手を敬うていねいな記帳や言葉遣いを心がけたい。
3.上から目線を感じるNGフレーズ
●「前にも言いましたが…」「言わずもがなですが…」「常識として…」
相手の理解力や知識レベルの低さを指摘するようなフレーズは、
相手の自尊心を傷つけてしまう。
自分の説明の仕方も悪かったと考え、
別の表現を使ったり具体例を交え、相手に理解してもらう努力をしたい。
4.軽く扱われたと感じるNGフレーズ
●「一応調べてみます」「ちょっとお調べします」
この表現では、誠実さが伝わりにくい。
相手は、軽く扱われたと感じてしまうことがある。
「ただいま、お調べします」
とシンプルに言うほうが好感度は上がるだろう。
無意識に相手をいらだたせてしまう「NGフレーズ」。
思わぬトラブルに発展しないように、
口癖になっていないか、振り返ってみよう。