チャンスは、来る人のところにはときどき訪れるが、
来ない人のところにはまるで来ないものである。
上位のポジションに抜擢される…
重要なキーマンを紹介してもらえる…
新しい仕事で声がかかる…
未来の成功につながるできごとは、
過去のできごとからつながっているのではなく、
偶然に舞い降りてくるものである。
偶然を引き寄せて、キャッチできるかどうかが成功の分かれ道になる。
すなわちチャンスをつかむためのアンテナを張っているかどうかである。
過去にどれだけ自分と向き合い、ブレない軸を作ってきたか、
これがアンテナの感度になっているのである。
アンテナの感度を高めるためには、毎日の習慣が大切である。
毎日、必ずその日のことを振り返り、
成功と失敗の理由を分析して翌日に生かすようにする。
成功した体験を成功パターンとして意識に刻み込み、
日々の生活に組み込んでいく。
自分にとって最適な時間の使い方や人間関係を日々アップデートする。
そうすれば、アンテナはチャンスに対して、敏感になっていく。
チャンスをつかめない人は、
1日を振り返るという作業をしないため、いつまでたっても行動が修正されない。
意識の低い人とばかり一緒に過ごす…
価値のないセミナーに時間を費やす…
アンテナを立てる場所が間違っていたり、感度が悪ければ、
チャンスが舞い降りて来ていても気づくことができない。
チャンスをつかもうとするなら、
自分が本当に成し遂げたいことのために、1日1日を大切に生きなかればならない。
真剣に生きた1日1日に未来への可能性が宿るのである。