時間の使い方を少し工夫するだけで、
仕事の成果が上がり、評価アップにつなげることができる。
例えば、資料作りを頼まれた場合、
相手に「たたき台」をできるだけ早く見せる。
この段階では、完成度が低くてもいいと割り切る。
「たたき台」を元に相手の要望を聞いて段階的に仕上げていく。
相手の要望を具体的に聞き出すことができるので、
軌道修正が簡単で、作業の手戻りが発生しにくい。
修正版を見せて、再度要望を聞いて反映していく。
こうした手順を踏めば、
最終的に、相手の期待通りの仕上がりにできる可能性が高い。
さらに、締め切りまでに相手の期待を上回るレベルにすることもできる。
何度もやり取りするのは手間がかかるように思える。
でも、結局は効率がよい。
一方で、資料の完成度を自分の納得がいくレベルまで高めてから、
締め切りギリギリに、いきなり提出するとどうだろうか。
相手の要望を聞かずに資料作りを進めてしまっているから、
でき上がった資料は、相手の要望を満足するレベルになっていない可能性が高い。
時間のムダを徹底的に削る一方で、
かけるべきところにしっかり時間をかける。
メリハリを利かせるための工夫が大切である。