ビジネスパーソンは、
昇進などの大事なチャンスを逃さないために、
自分の価値を常に高めておく必要がある。
そのために有効なのが「自分の棚卸し」である。「自分の棚卸し」とは、自分を成長させるためであり、
半年に1回か1年に1回、自分がやってきたことを振り返ることである。
具体的には、
これまでに経験した「キャリア」と「人脈」を紙に書き出す。
1.キャリアの棚卸し
これまでに経験した業務、経験や専門性を振り返り、
時系列に書き出す。
書き出した経験やスキルをベースに、自分の強みは何か…
今後どう成長していきたいか… を考える。
自分の成長を示すこれまでのストーリーと、
会社に貢献する今後のストーリーを考えるのがポイント。
自分の強みを把握できれば、
強みをさらに伸ばすべく、スキルアップのために勉強したりして、
自分のスキルアップのスピードが上げることができる。
2.人脈の棚卸し
これまでに気づいた人間関係を洗い出す。
その中から弱いつながりを探して、
2つの基準でふるいにかけるのがポイント。
1つは、基準は相手と自分が対等な関係であるかどうか。
借りがある相手の場合は、自分の頼みを聞いてもらいにくい。
そのため、いざという時に協力を得にくい。
2つ目は、自分が悩んだ時にアドバイスをくれるかどうか。
仕事がうまくいかないときにアドバイスをもらえば、
問題を解決できたり、ポジティブになれる。
人脈には本当に使えるものとそうでないものがある。
本当に使えるものに絞り込むことが重要だ。
弱い人脈を棚卸することで、成果を上げるチャンスを増やすことができる。
自分の棚卸しを定期的にやることで、
今後自分が成長するために必要なスキルや経験、人間関係がわかる。
そして、これから取るべき行動が見えてくるのである。