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プレゼンテーションの構成はIBC法で考える

プレゼンテーションでの話の構成は、IBC法を使うとうまくまとまる。

1.Introduction:導入

2.Body:本論

3.Conclusion:結論

■Introduction:導入

最初の挨拶のあと、今日のプレゼンの目的を述べる。

必要ならば、自己紹介を行い、

本日のプレゼンテーションのテーマを大きな声で話す。

大きな声で話すことで、第一印象がグッと良くなる。
今日のプレゼンターは元気があって分かりやすく話してくれそうだ、
という好意的な印象を与えることができる。

次に本論の流れを述べる。

本日は最初にプロジェクトの概要、
次に今後のスケジュール、
最後にプロジェクトに必要な予算の順番でお話しいたします…

といったように、プレゼンの全体を3つくらいにまとめ、
その項目を伝える。

その次にプレゼンに必要な時間について触れる。

本日は、約30分のお時間をいただきます…

続いて、いつ質問を受けるかについて、

最後に質問の時間を取ってありますので、
質問がある場合はそのときにお願い致します…

と言っておくのがよい。

■Body:本論

それでは最初に、本プロジェクトの概要を詳しく説明します…
と言って本論の説明に入る。

ここではデータや具体例グラフなどを駆使して詳しく述べる。

次に、今後のスケジュールについて説明します…
と言って詳しく述べる。

最後に、予算について説明します…
というように話を進めていく。

■Conclusion:結論

それでは本日の私の提案についてまとめます、

まず1番目は…

2番目は…

3番目は…

本日は、以上3つのことを申し上げました、

何卒このプロジェクトのご承認をよろしくお願いいたします…

と言ってまとめる。

IBC 法は、わかりやすいプレゼンテーションのための有効な武器になる。

責任者プロフィール
竹村孝宏

中小企業診断士、キャリアコンサルタント、産業カウンセラー。大阪市立大学商学部卒業、豪州ボンド大学大学院経営学修士課程(MBA)修了。
㈱デンソーで企画、営業、人事、中国上海駐在を経験、「低コストプロジェクト」で社長賞を受賞するなど活躍した後、独立。現場での多くの経験をベースにした実践的コミュニケーション、モチベーションアップを軸としたプログラムを提供している。日経クロステックに連載中。著書は、「仕事が速い人は何をしているのか?ビジネスフレームワーク活用法」(セルバ出版)
「30代リーダーのための聞く技術・伝える技術」(中経出版)等、多数。

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