社員研修のお悩みは

イントランスにお任せ

03-6904-2227

お気軽にお問い合わせください。

営業時間:9:00~17:00  休業日:土、日、祝日

メールでのお問い合わせは24時間受け付けております。

ごほうびはモチベーションの強い原動力

動物は 「ごほうび」なしに何かを習得することはほぼありえない。
人間の脳の動物と基本は同じ。
報酬をもらえば脳の「報酬系」が活性化する。
やる気を起こさせる脳内物質であるドーパミンが分泌される。
報酬がもらえるだろうという期待を抱いたときも同じ現象が起こるという。
でも、人の脳の報酬系は動物と異なり、複雑かつ高度化されている。
したがって、喜びを感じる報酬の種類も多様化する。
金銭的な報酬もあれば、
高い評価を得た、達成感を感じた、社会に貢献した…
などの目標を達成した快感も報酬である。
お金やもののために頑張るのといった動機は不純ことではなく、
決して恥じる必要はないことである。
動機が何であれ、人間の脳で起こる作用は同じなのである。
仕事に対して社会的意義などに現実感が持てないことも少なくない。
そんなとき、給料やボーナス、おいしい食事でやる気が出るなら、
それはとてもよいことである。
脳の報酬系は、不定期の報酬によって喜びを感じるという。
サルに学習をさせる実験において、
うまくできたら必ずエサを与えるのではなく、
エサを与える回数を半分にしてランダムに与えた方が、
はるかに成績がよいそうである。
意外性のある報酬に対して、ドーパミンはより多く分泌される。
報酬の確率は2分の1であっても、
逆に快感は3~4倍に高まるそうである。
そのしくみを応用するとしたら、
例えば、うまく仕事の成果が出たらサイコロを振って、
偶数が出たらおいしいレストランで食事する、
などの仕掛けを考えてみるのもいいかもしれない。

 

 

 

責任者プロフィール
竹村孝宏

中小企業診断士、キャリアコンサルタント、産業カウンセラー。大阪市立大学商学部卒業、豪州ボンド大学大学院経営学修士課程(MBA)修了。
㈱デンソーで企画、営業、人事、中国上海駐在を経験、「低コストプロジェクト」で社長賞を受賞するなど活躍した後、独立。現場での多くの経験をベースにした実践的コミュニケーション、モチベーションアップを軸としたプログラムを提供している。日経クロステックに連載中。著書は、「仕事が速い人は何をしているのか?ビジネスフレームワーク活用法」(セルバ出版)
「30代リーダーのための聞く技術・伝える技術」(中経出版)等、多数。

社員研修のお悩みはイントランスにお任せください。
研修企画のご相談、提案、課題の
ヒヤリングは
無料で受け付けております。

営業時間:9:00~17:00    休業日:土、日、祝日

お見積り、各種資料請求、お問い合わせはこちらから受け付けております。

お役立ち研修動画 (1)
タイトルとURLをコピーしました