人のモチベーションは次の2つの条件により、
アップしたり、ダウンしたりします。
必要アクションの数を減らすと行動が早まる。
必要アクションの数を増やすと行動が遅くなる。
たとえば、
こうなってしまうのは、
すぐ近くにあるスマホを手にとって画面をタッチするだけ…
ある実験で、2つのグループにクッキーの箱をわたす。
Aチームには、むき出しでクッキーが入っている箱をわたす…
Bチーム には、1枚1枚個別に包装されたクッキーをわたす…
すると、
つまり必要なアクション数が少ないほど行動は早くなるのである。
例えば、ダイエットのために食事を制限したいならば、
食べるまでのアクション数が多くなるように工夫してみる。
1.小さいスプーンで食べる=口に運ぶ回数を増やす
2.盛り付ける器を小さくする=おかわりの回数を増やす
3.自分で調理する=調理作業を増やす
「めんどくさいな」と思うか「とりあえずやってみるか」と思えるかどうかが、行動のスピードを左右する。
やりたいことや習慣化したいことは、アクション数を減らし、
やめたいことは、アクション数を多くするように工夫することで、
行動力をコントロールできるのである。