良い習慣を持っている人は毎日確実に成長する。
良い習慣は才能を超えるとも言われている。
メンバーによい習慣をつけるためには、
戦略的に計画を立てさせることが大切である。
同じ仕事をしても、3週間かかる人もいれば1週間で済ませる人もいる。
それは能力の差だけではない。
その仕事に対する重要度の認識と段取りの差である。
たいていの人は仕事を与えられたとき、
どのような「品質」でどのくらいの「時間」をかけてやるかを考えない。
とりあえず始めて終わったときが完了ということになっている。
メンバーには、週の最初に「業務計画書」を出させるのがよい。
業務計画書には、1週間でやる業務を列挙させる。
それぞれの業務をどのくらい時間をかけてやる予定かを書かせる。
例えば、
企画会議の準備2時間…
今月の販売施策資料作り6時間…。
その業務計画書をベースに、メンバーと
「優先すべき業務はどれか?」
「それは少し時間かかりすぎだから1時間でやろう」
「この資料は参考にするだけなので、データ集計だけでいい」
などと、業務を重要度と緊急度、品質を相談しながら修正する。
そして、一週間の仕事が終わったあと、
計画と実績の差を分析して、お互いに改善策を出し合い議論する。
そうすれば仕事が効率的にできるようになり、成果につながるはずだ。