ビジネスリーダーとして評価される人材の5つの特徴を以下に述べる。
1.時間生産性の高い人材
これまで残業は「ガンバリズムの象徴」として評価されてきた。
デッドラインを明確にして完成度の高いものを仕上げるためにベストを尽くす、
という習慣を徹底的に身につける必要がある。
2.イノベーションを起こす人材
これからは、オールマイティーに合格点が取れるゼネラリスト人材よりも、
1点でも卓越した能力がある尖ったエキスパート人材が求められる。
会社という枠を越えてさまざまな人とコ・ワークすることで、
化学反応が起こり、イノベーションが誘発される。
意識的に社外の人と接する機会を習慣化して、
3.仕事へ全エネルギーを注力できる人材
定年まで一生安泰というサラリーマンの時代は終焉を告げ、
これまで日本企業の場合、
卓越した専門能力、実務能力を持ち、
4.ワーク・ライフ・バランスを実現できる人材
成熟国家である日本のこれからのリーダーは、
ワークは経済的な価値を意味し、ライフは社会的・文化的な価値である。
時間は有限なので、重みづけにしたがって、
かたよらないように時間配分をバランスさせる必要がある。
この3つの価値をきちんと持っていることがリーダーとして求められる。
5.社会的にも価値のある人材
リーダー個人として、経済性のみならず社会性、社会的な視点が求められる。
会社以外とネットワークでつながるためには、
卓越した能力や実績があれば外からも声が掛かるので、
家族や親族、地域社会、趣味やスポーツなど、
将来のビジネスリーダーになるために評価される人材のポイントを
よく認識しておく必要がある。