あなたはメンバーの名前を一人残らず、きちんと言えるだろうか?
もし忘れてしまったら、メンバーは、
「自分はいてもいなくても一緒なんだ」
と意欲を落としてしまうかもしれない。
相手の名前で呼びかけるというのは「承認」行為のひとつ。
存在そのものを肯定する行動である。
人は、相手にわかってもらいたい、認められたいという、
承認欲求がとても強い生き物である。
人は名前を呼ばれるだけで、
「認められた」「受け入れてもらえた」という気持ちが高まる。
挨拶でも、
「おはよう」と言われるのと、
「〇〇さん、おはよう」と言われるのでは印象がまるで異なる。
大勢の人が集まるパーティーなどでも、
とかく名刺交換をすることに夢中になりがち。
でも、名刺をいただいたら名前をしっかり見て、
もし読み方に自信が持てなければ、
「〇〇さんとお呼びすればいいのでしょうか」と必ず確認しよう。
名刺をいただいたら名前をしっかり見て、
「めずらしいお名前ですね」などと、
名前自体に触れることも会話の糸口になる。
この人と仲良くなりたいと思ったら、
会話の中で、意識してその人の名前を呼んでみよう。
「〇〇さんは次は何を飲みますか?」
「〇〇さんはお休みの日は何をされているんですか?」
「〇〇さん、これ食べますか?」
簡単な方法だか、
意識して実践することで、相手に印象づけることにつながる。