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プレゼンテーションでの話し方のコツ

プレゼンテーションにおいて、

プレゼンターが相手の興味をひく話し方をするためには7つのコツがある。

1.自信を持って話す

自信を持って話すことは基本中の基本である。

手元の資料を見ながら下を向いて話していては、相手の反応を確認できない。

相手を見て説得するイメージで、自信を持ってプレゼンテーションをしよう。

でも、自分の意見を一方的に押し付けるような傲慢さはよくない。
相手に配慮しながら、胸を張って堂々と話すことが大切である。

2.表情とボディランゲージを意識する

緊張で表情や体が固くなってしまうと、プレゼンテーションは成功しない。

表情は豊かにして、ボディランゲージを大きくする。

聴覚情報に視覚情報が加わることで、

相手をプレゼンターに引きつけることができる。

飽きさせないプレゼンテーションをするには、体を大きく使おう。

3.声のトーンを意識する

話す内容に合わせて声のトーンを上げ下げすることで、

プレゼンテーションに臨場感が生まれ、相手を引き込むことができる。

プレゼンテーションの始めは、声のトーンは相手をリラックスさせるイメージ。

緊張がほぐれてきたら、声のトーンをだんだん上げて高揚感をだしていく。

低いトーンの声は説得力が増すので、強調して伝えたいところで使うとよい。

4.問いかけを挟む

相手を飽きさせないためには、「問いかけ」を適度に挟む。

そうすれば、相手は問いかけられたことで関心を持つ。

問いかけを挟むときには、答えを求めるのではなく、
相手を考えさせるような問いかけをしよう。 

5.重要なところを繰り返す

重要なところは繰り返して伝えよう。
ただ2回同じことを言うのではなく、

「重要なところなので、もう一度申し上げますと…」

などと前置きすることで、相手の興味をひくことができる。

6.「あのー」「えー」は言わない

冒頭や話の区切れで、「あのー」「えー」などが口グセになっている人も多いだろう。

緊張していたり、練習不足だとつい口に出してしまいがちである。

聞き手の印象はよくないので、練習をしっかりして減らす努力をしよう。

7.批判ではなく比較をする

プレゼンテーションで他の商品・サービスなどの「批判」するのはよくない。

他者を批判して自分の価値をあげようとしても、聴衆からの共感は得られない。

自社の商品、自分の企画のよいところを強調するためには、

他の商品などと「比較」をするのがよい。

自分の商品は、ほかの商品と比べてこんなにすばらしい…
と比較することで、聴衆に与える印象が大きく変わるのである。

自分の弱点は、どうしても自分自身ではわかりづらい。

自分の弱点を見つけるコツとしては、

発表前に自分のプレゼンテーションを録画したり、

著名人の演説動画を見てイメージトレーニングをするのがよいだろう。

責任者プロフィール
竹村孝宏

中小企業診断士、キャリアコンサルタント、産業カウンセラー。大阪市立大学商学部卒業、豪州ボンド大学大学院経営学修士課程(MBA)修了。
㈱デンソーで企画、営業、人事、中国上海駐在を経験、「低コストプロジェクト」で社長賞を受賞するなど活躍した後、独立。現場での多くの経験をベースにした実践的コミュニケーション、モチベーションアップを軸としたプログラムを提供している。日経クロステックに連載中。著書は、「仕事が速い人は何をしているのか?ビジネスフレームワーク活用法」(セルバ出版)
「30代リーダーのための聞く技術・伝える技術」(中経出版)等、多数。

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