発言するときには、いつも、堂々と言いたいことを伝えたいものだ。
グロービス経営大学院学長の堀義人さんが、
スッキリ発言するコツを紹介している。
1.結論を先に言う
先ず何が言いたいのか、何を質問するのかを整理する。
なるべく短い言葉、時間は10秒程度で、結論を言う訓練をする。
前置きをダラダラと話をすると、聞いている人はイライラする。
事前に簡単なメモ書きをすると良い。
2.発言をピラミッド・プリンシプルで組み立てる
ピラミッド・プリンシプルとは、
ピラミッドの頂点に結論を置き、その結論に至った理由を、
同じ次元の重要さのものを同列で扱って説明する手法。
結論を言った後、なぜそう思うのかを説明する。
時間は、30秒から長くても1分程度で。
それ以上の細かいことは、再度、質問されたら答えるのが良い。
3.興味を持たせる
興味を持たせるためには、
リアリティがある体験談や、面白い登場人物などがあればよい。
結論と論理構成のみだとわかりやすい。
しかしこれだけでは面白味がない。
聞き手に、聞きたいと思わせるような「味付け」をする。
ただし、調子に乗って長く話さないこと。
4.全体を短くする
同じ意味を伝える際には、言葉は短ければ短いほど良い。
徹底的に言葉を削減すると、言葉に切れ味がでる。
そこに面白味が加わると、発言内容が生き生きとする。
これらを徹底的に訓練する必要がある。
発言したい内容があったら、簡単に言いたいことをメモ書きするとよい。
そうすることで、伝えたいこと、順番、根拠などが明確になるはずだ。