結局わかってもらえなかった…
という経験はないだろうか。
相手の関心をつなぎとめて、
集中して話を聞いてもらうためにはどうすればよいだろうか。
話に耳を傾けてもらうために重要なのは次の3つである。
1.ポイントからずれない
続いて、核心部分の説明は順を追って話していく。
無関係な情報をそぎ落として、必要な部品だけを伝える。
そうすれば、相手はこちらが意図したものを頭の中で組み立ててくれる。
話の長さも重要。
関心の度合いに応じて聞き手の注意力の持続時間は変わる。
限界を超えると途端に関心が薄れ、注意力が散漫になってしまう。
2.話は短くする
聞き手の集中力は途切れやすいもの。
相手に伝えるときは、一度に一つだけと決める。
相手がいくら集中して話を聞いてくれたとしても、
一つ何かを言われたらそれを消化してからでなければ、
次に言われたことは吸収できない。
何か教えたりアドバイスしたりするときは、一度に20秒以内が目安。
それ以上長いと聞き手は、聞いたことを理解できなくなってしまう。
3.繰り返し伝える
特に重要だと思うことは、繰り返し伝えて相手に印象づける。
相手を飽きさせずに注意を引きつけておくには、
繰り返しのたびに何かを加えていく。
例えば、指示を繰り返す場合には、2度目には理由を加える。
他にも、
「聞き手の心の声」に届くような物言いであるといえる。
その軸がぶれなければ、相手の反応に一喜一憂する必要はなくなる。
そして、話し方に自信が備わり、説得力も高まるはずだ。