戦略を実行するためには、メンバーと共にアクションプランをつくる。
そのときに重要なのは、
選択と集中を徹底することである。
できれば、プランを3つ程度に絞り込みたい。
アクションプランをつくる場合、つい、モレが無いように、
あれもこれもと増やして安心したくなるものだ。
プランを増やしておけば、その時は何となく安心する。
でも、実際にそれを全部実行しようとすると、うまくいかない。
なぜなら、
1つひとつのアクションプランにかけるエネルギーが、
分散させれてしまうからである。
リーダーは、勝負を賭けるべきプランを決める。
残りのものは、勇気を持って捨てる。
選択した3つ程度のプランに集中して、リソースとエネルギーを投入する。
こうすることで、
1つひとつのアクションのクオリティーが上がり、良い成果に結び付く。
実現に向けたアクションプランの選択は、リーダーの一番重要な仕事である。