うまく雑談ができれば、相手との関係性はよくなる。
でも、いざ話そうとしてもなかなかうまく話せず、
気まずい空気が流れてしまうことも多いのではないだろうか。
コミュニケーションに苦手意識を持っていると、
うまく話さなければ…
気の利いたことを言わなければ…
と気負いすぎてしまいがちである。
「よい関係になれればいい」
くらいの気持ちで雑談ができれば、よい会話ができるものである。
気負うことなく自然な雑談をするための3つのコツをご紹介する。
1.挨拶に一言加える
「お疲れさまです」
「こんにちは」
など、声をかけるだけでなく、それに加えて、
「今日のネクタイ素敵ですね」
「おっ、新しいメガネですね」
など、相手のワンポイントをほめよう。
人は他人から何かをしてもらったら、お返ししようと思う心理が働く。
挨拶に加えて、一言「ほめ言葉」を入れることで、
相手も一言二言返してくれるはず。
それをきっかけに、雑談を始めればよい。
ほめるものは、身に着けているものなど何でもOK。
ほめるものがない場合は、
「忙しそうですね」
など、相手の状態を話すのもよい。
相手から次の雑談に繋がる返しがもらえれば、人間関係が近くなる。
2.あいづちを打つ
「お・す・し」で相づちを打ってみよう。
お:「おおー」
す:「すごいですね」
し:「知らなかったです」
ただ相づちを打てばよいということではなく、
「あなたの話は役立ちます」
という感謝の姿勢が大切である。
ただ相づちを打っているだけでは、
「ヨイショされて過ぎるな」と思われてしまう。
「あなたの話は役に立ちます」
という感謝の姿勢で相手の話を聴くことが大切である。
3.疑問形を使う
「〇〇なんですか?」
という疑問形を使うことで会話つなげることができる。
「そうなんでね」
など、次につながらない言葉を使ってしまうと話が終わってしまう。
「〇〇なんですか?」
というように、質問でつなげることで、雑談は円滑に続いていくのである。
雑談は、「壁打ちテニス」である。
壁に向かって、自分が打ちやすい球を打つと長く続けられる。
ぜひ参考にしてみてほしい。