意思決定とは、
「目標を掲げ、達成に向けて、今から行動を起こすと決断する」
ということである。
意思決定を、効果的でスピーディにするにはどうしたらいいだろうか?
意思決定をするときに考える要素を、できるだけシンプルにしたい。
考えるべき要素は、4つでよい。
1.目標:最終的に達成すべき目標
2.期限:最短の期限
3.リスク:最悪のケース
4.オプション:他の方法
意思決定は、特定の目的のために行う行為である。
例えば、
「売上を倍増させるために、営業時間を2倍にする」
という意思決定をする場合。
「売上を倍増させる」
という目標を、いつまでに達成するのかを考える。
この意思決定すれば、目標以外の事象も生じる。
営業時間を2倍にすれば、
経費、労務費の増加、
人員の確保、
取引先との関係、
利益の確保、…
など、目標の達成以外に影響する事象がある。
この影響する事象の関係を明らかにしておく必要がある。
それぞれの事象のリスクを想定し、他のオプションを考えておくのである。
意思決定のためにいくら悩んでも、
実際にどんな結果になるかは、やってみないとわからない。
もし想定外の事態が起きたら、実行しながら修正していけばよい。
必要最小限の要素に絞り込んで、しっかり考える。
そして、実行してみて、
起きたことに、機動的に対応していくことが大切である。