組織で仕事をする以上、周囲との関わりのない仕事は存在しない。
また、常にチームプレーが要求される。
リーダー一人で、すべての問題を解決できるわけではない。
リーダーは、
緊急時は、自らが先頭に立つ、
平常時には、メンバーをサポートし、チームを活性化する
という気構えを持つことが必要である。
チームの活性化というのは、
単に、「職場の雰囲気が良い悪い」という感覚だけの問題ではない。
行動科学では、
「活性化された集団は、業績との連動性が高い」といわれる。
組織を活性化させるためには、
メンバーが参画できているチームをつくることが大切である。
メンバーに参画意識を持たせるためには、情報を共有化することが重要。
リーダーだけが、情報を独り占めしているという感覚があると、
メンバーは、いつまでたっても参画意識を持つことができない。
リーダー自身がすべての問題を解決するのではない。
全員で問題を解決するムードをつくっていく。
メンバー全員が、チームでの役割を認識し、
それぞれの役割でチームをリードする必要がある。
リーダーは、
会社の方針、現在の会社状況や競合会社の実態などの情報をオープンにして、
メンバー全員が同じ土俵にいることが確認できるようにしたい。
まじめなリーダーほど、常にメンバーの先頭に立ってしまい、
十分な情報を持たないメンバーが、シラけてしまう。
チームを活性化するためには、
リーダー自らもチームの構成メンバーであることをしっかり認識し、
常にメンバーの参画意識を高める工夫が必要である。