社員研修のお悩みは

イントランスにお任せ

03-6904-2227

お気軽にお問い合わせください。

営業時間:9:00~17:00  休業日:土、日、祝日

メールでのお問い合わせは24時間受け付けております。

自動運転は何のためにやるか

少し前まで、トヨタ自動車は、自動運転と距離を置いていた。

その姿勢は、
パラリンピックをきっかけに変化している。

トヨタは、2020年頃には、

自動車専用道路での自動運転車の実用化を目指し、
一般道に対応できる自動運転車も開発していく、

と発表した。

豊田章男社長が、パラリンピックに携わり、選手らの話を聞くことで、
自動運転の見方が変わったという。

「私たちもかっこいいスポーツカーに乗りたい」

障害のある方が本当に求めているのは、
まさに、トヨタがスローガンに掲げる「ファンツードライブ」そのものだった。

障害のある人たちにも、ファンツードライブを提供する手段こそ自動運転。

さらに、米シリコンバレーに設立した人工知能研究拠点である、
トヨタ・リサーチ・インスティテュートのギル・プラットCEOは、

「障害者や高齢者を含めた、すべての人のためのモビリティー」

がトヨタのテーマだと強調している。

自動運転は、目的と手段が入れ替わってしまっている開発も多いように思える。
そんな中で、このような考え方は、目的指向であり、すばらしい。

何のために自動運転を実現するのか、

が、一番重要である。

それを持っていないと、
「自動運転を開発すること」が目的になってしまい、迷走してしまう。

自動運転だけではなく、
どのような技術開発、製品開発においても、
その開発そのものは、目的ではなく手段であることを、
常に認識する必要がある。

開発は手段であり、「何のために」という目的が一番大切である。

責任者プロフィール
竹村孝宏

中小企業診断士、キャリアコンサルタント、産業カウンセラー。大阪市立大学商学部卒業、豪州ボンド大学大学院経営学修士課程(MBA)修了。
㈱デンソーで企画、営業、人事、中国上海駐在を経験、「低コストプロジェクト」で社長賞を受賞するなど活躍した後、独立。現場での多くの経験をベースにした実践的コミュニケーション、モチベーションアップを軸としたプログラムを提供している。日経クロステックに連載中。著書は、「仕事が速い人は何をしているのか?ビジネスフレームワーク活用法」(セルバ出版)
「30代リーダーのための聞く技術・伝える技術」(中経出版)等、多数。

社員研修のお悩みはイントランスにお任せください。
研修企画のご相談、提案、課題の
ヒヤリングは
無料で受け付けております。

営業時間:9:00~17:00    休業日:土、日、祝日

お見積り、各種資料請求、お問い合わせはこちらから受け付けております。

お役立ち研修動画 (1)
タイトルとURLをコピーしました