ビジネスパーソンにとって、
資料をつくることは、仕事の基本である。
でも、つくり方をきちんと教えてもらえる機会は非常に少ない。
自分の企画やアイデアを会議で発表する…
関係者を説得したり、理解を求める…
プロジェクトの目的、ゴールなどをメンバー全員に伝える…
いかなるビジネスパーソンも、
何かを「伝える」場面を避けては通れない。
伝えるために大切なのは、「伝わる資料」である。
伝わる資料をつくるために重要なポイントは、以下の7つである。
1.伝えたいことを発散する
自分が伝えたいと思うことを、思いつくままに書き出してみる。
2.主張と要求を明らかにする
「自分が言いたいこと」と「受け手にしてほしいこと」を一言で表わす。
3.受け手の状態を明らかにする
「受け手」は誰か、何を期待しているのか、を整理する。
4.シナリオを組み立てる
「シナリオ」を作って、各スライドにメッセージを書く。
1枚のスライドに主張は1つが原則。
5.ラフスケッチを描く
パワーポイントにする前に、「ラフスケッチ」を手書きする。
6.電子データ化する
パワーポイントでスライドを作り、電子データ化する。
7.寝かせてからチェックする
一晩寝かせてから、受け手の気持ちで読み返してみる
受け手に伝わりにくいシナリオや抜け漏れが見えてくる。
いかなるビジネスパーソンも、何かを「伝える」場面を避けては通れない。
まず、伝わる資料をつくることを意識する。
そして、7つのポイントを念頭に、
面倒がらずに着実に一歩ずつ駒を進めよう。
その継続が、相手に伝える力をつける一番の早道である。