いつかエベレストに登るんだと目標を掲げれば、
それが潜在意識になってきて、いずれ本当に登れるようになる。
新たな目標を立てるときには、
自分の能力以上の目標を立てるようにしたい。
いま自分が持っている能力をベースにして、
「できる」「できない」を言うことは誰でもできる。
でもそれだけでは、新しいことやより高い目標を達成することはできない。
いまの自分には到底できそうもないと思われるような目標でも、
未来で、必ず達成すると誓う。
そして、自分の能力をその目標に対応できるようになるまで高める方法を
考えることが重要なのである。
京セラ株式会社のフィロソフィに、
「能力を未来進行形でとらえる」
というものがある。
自分の能力を「未来進行形」でとらえる。
いまできないものを何としても成し遂げようと努力することで、
画期的な成果が生まれるのである。
能力は進化するものである。
今はできないことでも、
1ヶ月後にはできるようになっているかもしれない。
そう考えれば、
どんなに遠い目標も、いずれ達成できると信じることができる。
自分がまだやったことのない仕事を頼まれたとき、
「それは私にはできません」
「自信がありません」
と言うべきではない。
こうした言葉を言ってしまえば、
その時点で、全ての可能性の扉が閉じられてしまう。
仕事を頼まれたときには、前向きな気持ちでそれを受け入れる。
そして、とにかく笑顔でやってみる。
このような姿勢は大切であり、
絶対に忘れてはならないと思う。
その姿勢を続けることで、
自分の能力、スキルや人間性も向上することは間違いない。